マツダMAZDA

MAZDAの車がお客様を魅了する訳 

あなたには、

ピンとくる美しさって

ありますか?

 

あなただけの

こだわりの美のモノサシは、お持ちですか?

 

アート思考でゼロイチ・ブランディングの

いわもと まきです。

 

私には、

ピンとくる美しさがあります。

 

美のモノサシ

ちゃんと持っていますよ♬

 

で、今回のブログは

”美”を追求した車のお話です。

 

私、車のことは

全く分かりません。

 

仮免で一度落ちて以来

自分には運転センス皆無だと分かり

ペーパードライバー歴は

もう25年です。

 

で、家の車は、

コスパ重視なんでフィット!!

 

そんな車に全く興味のない私でも、

最近、マツダの車のデザインが

変わったことには気づいていました。

 

「なんて美しくて

洗練されてるんだろう!!」

って思いましたね!

 

昔のマツダ車とは

全然違いますよね。

 

で、ちょっと調べてみたんですが、

前田育男さんが

デザイナーのリーダーとなってから

変わったそうですね。

 

マツダ車のデザインのキーワードは

日本の伝統的な美意識を活かす・・・

「動、凛、艶」の三つだそうです。

 

動は

走る喜びを感じる躍動感

 

凛は

緊張感のある凛々しい佇まいから生まれる静かな存在感

 

艶は

美しい獣が発するような色気や妖艶さ(モデルはチーター)

 

マツダは

美意識を前面に出してきた

この戦略で2015年以降、

数々の賞を受賞していますよね。

 

前田さんの掲げるビジョンは、

car as art

 

アートとしての車の実現を

理想に掲げているんですね

 

優れたアート作品が

私たちに与える驚きや感動を、

マツダ車を見るときにも感じさせるようなデザインを

目指しているんですね!

 

雑誌で拝見したのですが、

マツダはというか前田さんは、

「顧客の声を直接的にデザインに

反映させるようなことはしない」

そうですよ。

 

そういうスタンス!!

 

いいですね♬

アーティストそのもの!!

 

だから、前田さんはデザイン部門の全員に

アーティストとして

自動車の開発に携わることを

求めてきたのです。

 

マツダが狙っているのは

マーケティングをして

お客様からの意見を聞いて

好まれるデザインを作るんではなくて、

顧客を魅了するデザイン、

もっと言うと顧客を誘導していく

上から目線の戦略なんですね

 

スティーブジョブズみたいですね!!

 

ちなみにこの考え方って

アート志向って言うんですよね。

 

お客様が求められるものを作るのでなくって、

自分たちが美しいとか良いと思ったもので、

お客様を惹きつけ

魅了する商品やサービスを

ゼロイチで作り出す…

 

これがアート思考!

 

前田さんが、

デザインのトップで

判断決定権があるというわけなんですが、

「いいデザインの良し悪しの判断は

どうやってされていますか?」質問に対して、

一目見て、イイものはイイ、

ダメなものはダメ」と答えられています。

 

前田さんは

ご自分の中できちんと

美のモノサシがあるから、

そう仰っておられるのですね。

 

因みに

「”アート”ということができる

レベルの作品とは何ですか?」

という質問対しては、

「説明がなくても

一目見たその瞬間に

人を感動させられるものでなくてはならない」でした。

 

これがアートの定義。

 

「データや説明など

そんなものが必要になっている時点で

そのデザインはアートではない、

ピンとくるかどうかだ」そうです!!

 

わぁ、いいですね♬

 

そう自信を持って言えるまで、

前田さんも沢山の優れたアートに触れ、

自分自身勉強し意識を高めてきたのでしょう。

 

だから言い切ることができる…。

 

あなたは

あなたの美のものさしがありますか?

 

ピンとくる美しさはありますか?

 

それは自信を持って

「美しいものは美しい!

これは自分にとって美しいと思うんだ」

と言えますか?

 

原研哉さんってデザイナーさんが

興味深いことを言ってました。

***********************

センスの悪い国で精密なマーケティングをやれば、センスの悪い商品が作られ、その国ではよく売れる。

センスのいい国でマーケティング行えば、センスの良い商品が作られ、その国ではよく売れる。

商品の流通がグローバルにならなければこれで問題はないが、センスの悪い国にセンスの良い国の商品が入ってきた場合、センスの悪い国の人々は、入ってきた商品に触発されて、目覚め他所から来た商品に欲望を抱くだろう。

しかし逆起こらない。

問題はいかに精密にマーケティングを行うことではなく、その企業は対象としている市場の欲望の水準をいかに高水準に保つかと言うことを同時に意識し、ここに戦略を持たないと、グローバルに見てその企業の商品が言うに展開することはない

***********************

なるほどですね。

お客様から教えていただく時代は

終わったのかもしれませんね。

 

お客様に合わしていたら、

振り回されるだけ。。。

 

だから、市場を誘導していく…。

 

提供する側は、美のモノサシがいる、

確固たるモノサシ「これが美しい」

「これがあなたに感動を与えます」というモノサシ。

 

あなたには美のモノサシがありますか?

 

あなたが新しい商品やサービスを

提供したいと思っているのだとしたら、

お客様が欲しがるもの 、

お客様が感動するものはあなたの中にあります。

 

今度、セミナーします。

 

近日中にご案内しますね。

 

また、コメントお待ちしております♬

 

動画はこちら

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