あなたはあなただけの美のモノサシをお持ちですか?
外部や外野が良い悪いを決めるのではなく、あなたの中で確固たる美の判断基準がありますか?
アート思考でゼロイチ・ブランディングのいわもと まきです。
例えば、ココ・シャネル。
「女の膝は最も醜い場所だから、見せてはいけない」という名言、ご存知でしょうか?
「女の膝は体の中で最も醜い場所だから、見せてはいけない」というのが、シャネルの美のモノサシです。
だから、シャネルは、ずーっと、膝を隠すスカート丈に固執してきました。
それと、もう一つ私が好きなシャネルの美のモノサシが黒に対する想いです。
黒は、今日ではドレスの定番カラーですが、ヴィクトリア時代の常識では、葬儀や喪に服す未亡人が着る色と決まっていたんです。
おしゃれな女性は、鮮やかな赤や緑、青を身につけるべきだとされていました。
しかし、ココ・シャネルは、黒はシンプル・エレガンスの基本カラーであり、もっと日常的に身につけるべき色だと考え、自分自身も黒を好んで身につけていました。
伝統的な色使いを重視する、ライバルデザイナーのポール・ポワレが、偶然街で出会ったココ・シャネルが黒い服を着ているのを見て「今日はどなたのお葬式ですか、マドモアゼル?」と皮肉を言ったという逸話が残っています。
ココ・シャネルの返事は、「あなたの葬式よ、ムッシュー」だったそうです。
外部外野がなんて言おうと、時代がどうであろうと、ココ・シャネルには、「黒はシンプル・エレガンスの基本カラーであり、もっと日常的に身につけるべき色」と確固たる美のモノサシがあったのですね。
あっ、ちなみに私は、シャネラーではありません。
シャネルのものは今までの人生で何一つ持っておりません、好みではないので。
だけど、シャネルという女性がとても好きで尊敬しています。
自分の意見や考えがあって主体的に生きているからです。
「これが私よ!何か?!」的な感じ(笑)
世の女性に好みや意見を問い、それに合わせたファッションを作るのではなく、シャネル独自の上から目線の美のモノサシで世間をアッと言わせ、その美のモノサシで世間を魅了したのですね。
あっ、大変遅ればせながら、私にも美のモノサシがありますよ。
凛としていること。
一つは、母の生き様です。
外野がなんて言おうと、自分の原則に沿って正しいと思ったことに対しては、凛とした態度は崩しませんでした。
2つ目は、書道と硬筆。
私は、母も叔母も書道の先生だったので、幼稚園の時から、書道も硬筆も習っておりました。
好きで好きでたまらなかったので、毎日練習していましたね。
だから、すでに小学校に入学する頃には右指の中指にペンだこがありました(笑)
なにが好きだったのか、今、振り返ると、書道や硬筆って自分と向き合うんですね。
自分の心の乱れがそのまま字に現れてしまう、その緊張感が好きだったのだと思います。
凛とした静けさがそこにはありました。
3つ目は、小学4年生の時から10年間、習った剣道と居合道。
特に居合道は、自分との戦いで、凛とした静寂の中、見えない相手、本当は自分自信と戦うところが好きでしたね。
そう、私の美のモノサシは、凛。
だから、私の屋号もオフィス凛 です。
凛つながりで行くと、好きな花はカラーです。
カラーの花から私は、女性らしい丸いフォルムの中にも、凛とした強さを感じるので大好きです。
それと、マッキントッシュの椅子。
天保山でサントリーミュージアムというのがあったのですが、そこでマッキントッシュの展示展があったので見に行きました。
もうかれこれ19年前です。
その当時、周囲に「マッキントッシュ の展示展に行くんだ」って言ったら、「あぁ、パソコンね」と言われてましたね(笑)
チャールズ・レニー・マッキントッシュはスコットランドの建築家であり、デザイナーであり、画家です。
アール・ヌーボーの提唱者の一人とも言われています。
マッキントッシュの作品といえば、ほぼ直線です。
潔いまでに直線に拘っています。(理由はありますが、今日は割愛します)
この椅子は、マッキントッシュが建築家として関わった家の寝室に置く為の椅子です。
背のたかーい、椅子。
これが、見たくて天保山まで足を運びました。
凛とした佇まいです。
改めて、私の美のモノサシは、凛としていること!!
もちろん、ココ・シャネルのように、全世界を巻き込むような大きなことはできません。
だけど、「私はこれが美しい」とか「私はこれに感動する」という数値化できない感性のモノサシが絶対必要だと思っています。
それが私を形作っているからです。
そんな私に共感してくれる人がいると信じています。
そして、あなたもそろそろお気づきかと思いますが、論理と理性だけではもうビジネスは限界ではないでしょうか?
何故ならば、データーで導かれる答えは一つだから、行き着くところは一緒…。
戦後の復興期には、イケイケドンドンで日本にはそれが必要だったと思います。
だけど、モノやサービスがこれだけ行き渡り有り余っている時代に、論理と理性だけでは同業他社と同じ方向性に行きますよね。
それでいいのであれば、どんどんAIを駆使し行けばいいと思います。
だけどもし、あなたが同業他社と差別化をしたいとお考えであれば、感性を磨いて、外野ではなくきちんとご自分の美のモノサシを持ちませんか?
お客様の好みを汲み取るマーケティングも大事ですが、それよりもニッチでもいいのであなたの感性、美のモノサシに共感してくれる共感ビジネスを目指しませんか?
私がそのお手伝いをさせていただきますよ。
私はこれまでに2万人以上のカンセリング、コーチングをしてきて、それぞれ本人が知らない気づいていない魅力や強みを見出し、やる気を起こさせたり、モチベーションアップをして結果を残してきました。
今度、セミナーします。
また、案内をUPさせていただきます。
ぜひ是非ご参加ください。
あなただけの美のモノサシや感動や想いをビジネスにして見ませんか?
危機感を感じている企業さんはどんどん動いていますよ!!
さぁ、あなたもゼロイチであなたの想いをクリエイトしましょう✨
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