あなたは将来起業した時の理念、お考えになったりしますか?
あっ、もしかして、もう起業されてます?
アート思考でゼロイチ・ブランディングのいわもと まきです。
理念、大事ですよ〜。
ゼロからイチを生み出す時に、理念がないと、「お金が儲かればどんな商品サービスでもいいんじゃないの」って思う気がします。
生きていく為には、お金儲けは大事。
拝金主義だった人からよく聞くのは、「気がつけば自分の周囲にはお金繋がりの人ばかりで、何だかひとりぼっち。あれ、なんで、自分は何の為にお金儲けをしているのだろうか…?」ってセリフ。
そして今は「自分の考え方を変えて、誰かの為に働こうと思って企業理念を考えた」と仰っていました。
なるほどです^ ^
あっ、ちょっと話変わりますね。
この間たまたまこの画像を目にしました。
あなたは、ご存知かなぁ?
お猿さんが耳にイヤホンをして、音楽を聞きながら(聞いてる風)、瞑想しているのです(笑笑)
この宣伝、宣伝がまず度肝を抜かれたというか、目が釘付けになったというか、そしてシンプルでオシャレ✨
You Tubeで動画ありますよ。
今、みても新鮮で斬新だと思うなlあ。
そしてその商品たるや!!
「そんな小さな小箱で、いつでもどこでも好きな音楽が聞けるの!!」っていう衝撃!!
ソニーのウォークマン…
初代は30年以上前かもしれませんね。
クラシック好きの井深大さん(ソニーの創業者)の、「出張の際にも音楽を聞きたい」「小型のテープレコーダーに、再生だけでいいからステレオ回路を入れてくれないかな」という思いが作り出した商品です。
周囲の猛反対を受けたそうですよ。「録音ができないなんて、ありえない!!」って。
だけど、井深さんは「自分の思いに共感してくれる人がいるはず」っと「エイや」で、思い切って商品化しました!!
(それぐらいの心意気が大事なのですねぇ。会議を繰り返していたら、時間がかかって仕方がないのですもん)
あとは、あなたもご存知のことだと思います。
日本発のウォークマン、ソニーが世界のソニーになった商品です。
もちろん、盛田昭夫さんの力もあったと思いますが、その前に井深さんの感性と直感力がなければ、ウォークマンは生まれなかったはず…。
そして、ソニーの企業理念は、「一般国民の生活を豊かで便利にすることを目的とする」です。
まさに企業理念通りですね。
理念が大事なのですね、改めて。
(最近のソニーは元気がないけれど…。)
理念が大事なのは、アートの世界でも同じだと私は思います。
例えば、オランダの画家、ゴッホ。
情熱の画家とか、炎の画家とか言われていますね。
共同アトリエにいたゴーギャンと喧嘩別れし、ゴッホは自分の耳を切ったり、精神疾患で入院したり、最後はピストル自殺(諸説ありますが)…。
そんなゴッホを尊敬していた、ウィーンの画家エゴン・シーレ。
エゴン・シーレのテーマは「死」
十四歳の時にエゴン・シーレは父が他界してしまいます。
性病で…。
多感な時期だったシーレは、父の死を忘れるが為、絵に没頭します。
だけど、頭の中を常にぐるぐる回っているのは、「死」。
だから、どの絵も「死」を連想させるのかなぁ。
例えば、ゴッホのひまわり
尊敬するゴッホのひまわりをみて、エゴン・シーレもひまわりを描きます。
いかがですか?
エゴン・シーレのひまわりは、枯れちゃってます。
例えば、ゴッホの寝室。
この絵をみて、シーレも寝室を描いています。
よく観察してみてくださいね。
ゴッホが描いた寝室とシーレが描いた寝室、色以外にどこか明白な違い…
いかがでしょうか?
ハイ、エゴン・シーレの描いた寝室には窓がないのですね。
窓を描かないことで、エゴン・シーレは閉鎖的で、行き着くところ「死」を連想させているようです。
画家の想い理念が、作品に出るのですね。
尊敬するゴッホの絵を見ても、エゴン・シーレは自分の想いが絵に出てしまう。
ゼロからイチを生み出す画家は、ゼロからイチを生み出す起業家・企業家と同じではないでしょうか。
想いや理念が絵となり、商品となり、サービスとなると私は思います。
だから、これから起業しようとされているあなたには、既に起業されているあなたにも、あなたの経験や想いからくる確固たる揺るぎない理念がいるのでは?
それをきちんと整理しないと、軸がブレてしまいますよ。
それを整理させていただくセミナーを11月に開催させて頂きます。
また、ご案内させて頂きますね✨
2万人以上の人をカウンセリング・コーチングしてきて、その人が気づかなかった強みや想いを引っ張り出してきた私だから、あなたの強みや想いを引き出すことができます❣️
私はあなたに笑顔になって頂きたいし、背中を押したいo(^▽^)o
それでは今日も最後までお読み頂きまして、有難うございました。
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